コンフォタブリー・ナム

コンフォタブリー・ナム
ピンク・フロイド楽曲
収録アルバムザ・ウォール
リリース1979年11月30日
ジャンルプログレッシブ・ロック
時間6分21秒
レーベルEMI
作詞者ロジャー・ウォーターズ
作曲者ロジャー・ウォーターズ
デヴィッド・ギルモア
プロデュースロジャー・ウォーターズ
デヴィッド・ギルモア
ボブ・エズリン
その他収録アルバム
ザ・ウォール・ライヴ:アールズ・コート1980-1981
エコーズ〜啓示
ザ・ウォール収録順
ブリング・ザ・ボーイズ・バック・ホーム
(5)
コンフォタブリー・ナム
(6)
ザ・ショウ・マスト・ゴー・オン
(7)

コンフォタブリー・ナム」(Comfortably Numb)は、1979年に発表されたピンク・フロイドアルバムザ・ウォール』の収録曲。通称「ザ・ドクター」とも呼ばれる。作詞ロジャー・ウォーターズ作曲デヴィッド・ギルモア

アルバムのストーリーが後半へと展開していく段階の曲で、生気を失った主人公(ピンク)を覚醒させるために、医師によってドラッグが投与されるという内容。ヴォーカルはドクターパートをウォーターズ、ピンクをギルモアが担当している。また、ギルモアのギター・プレイは、彼のベスト・プレイにも挙げられる。DiditalDreamDoor.comが選出した「偉大なギターソロトップ100」では1位に選ばれ[1]、2009年に『Guitar World』誌が選出した「50グレイテスト・ギター・ソロ」では4位となった[2]

元々は、ギルモアが1978年に発表したソロアルバム『デヴィッド・ギルモア』のレコーディング・セッション時に出来ていたアイデアであり、ギルモアがこの曲を『ザ・ウォール』に流用したものである。

前半と後半の二回ギターソロがあるが、シングル化の際に前半部分のギターソロをカットした状態で発売され、現在でも高い人気を誇る楽曲である。1984年のギルモアのソロ・ツアー、1987年1994年ピンク・フロイドのツアー時、1990年代以降ではウォーターズのソロ・ツアーでもライヴの終盤に演奏されている楽曲である。また、ウォーターズが復帰した2005年7月LIVE 8のステージにおいてもトリに演奏されている。

カヴァー

2004年にはシザー・シスターズによるカヴァーがシングルとしてリリースされ、全英シングルチャートで10位に達した[3]

脚注

  1. ^ 100 Greatest Rock Guitar Solos - DiditalDreamDoor.com
  2. ^ 50 Greatest Guitar Solos - Page 5 | Guitar World
  3. ^ SCISSOR SISTERS | Artist | Official Charts - 2015年3月15日閲覧
シド・バレット | デヴィッド・ギルモア | ニック・メイスン | ロジャー・ウォーターズ | リチャード・ライト
スタジオ・アルバム

夜明けの口笛吹き | 神秘 | ウマグマ | 原子心母 | おせっかい | 狂気 | 炎〜あなたがここにいてほしい | アニマルズ | ザ・ウォール | ファイナル・カット | 鬱 | 対 | 永遠

サウンドトラック
ライヴ・アルバム

ウマグマ | 光〜PERFECT LIVE! | P.U.L.S.E | ザ・ウォール・ライヴ:アールズ・コート1980-1981 | 狂気: ライヴ・アット・ウェンブリー1974

コンピレーション・アルバム
ボックス・セット

シャイン・オン | スタジオ・ワークス | ピンク・フロイドBOX | The Early Years 1965-1972 | The Later Years

映像作品

ロンドン1966-1967 | 光〜PERFECT LIVE! PINK FLOYD IN CONCERT | 驚異

主な楽曲

アーノルド・レーン | シー・エミリー・プレイ | 神秘 | 原子心母 | 吹けよ風、呼べよ嵐 | ピロウ・オブ・ウインズ | フィアレス | サン・トロペ | シーマスのブルース | エコーズ | マネー | タイム | クレイジー・ダイアモンド | あなたがここにいてほしい | シープ | アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール | グッバイ・ブルー・スカイ | コンフォタブリー・ナム | ザ・トライアル | 幻の翼

映画
関連バンド
関連人物
関連項目
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