アーノルド・レーン
「アーノルド・レーン」 | ||||
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ピンク・フロイド の シングル | ||||
B面 | キャンディー・アンド・ア・カレント・バン | |||
リリース | ||||
ジャンル | サイケデリック・ロック | |||
レーベル | EMI | |||
作詞・作曲 | シド・バレット | |||
プロデュース | ジョー・ボイド | |||
チャート最高順位 | ||||
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ピンク・フロイド シングル 年表 | ||||
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「アーノルド・レーン」(Arnold Layne)は、1967年に発表されたピンク・フロイドのデビュー・シングル。
解説
オリジナル・アルバム未収録曲で、後に『ピンク・フロイドの道』などのコンピレーション・アルバムに収録された。B面には、「キャンディー・アンド・ア・カレント・バン」が収録されている。いずれの曲も、作詞作曲は初期リーダーだったシド・バレット。
歌詞の内容は、女性の下着を盗むという趣味を持つ変質者(アーノルド・レーン)が警察に捕まり、刑務所に入れられるというもの。倫理的に問題があるため、ラジオ・ロンドン等で放送禁止となったが、BBCでは特に問題とされなかった[1]。
メロディー・メイカー誌は「とにかく素晴らしい。ピンク・フロイドは英国ポップ・シーンに燦然と輝く新しい音楽を作り上げた」と絶賛した[2]。
デビュー曲としては上々の全英20位に達した。シド・バレット作のセカンド・シングル「シー・エミリー・プレイ」もトップ10入りのヒットを記録し、ピンク・フロイドの評価は高まっていくが、シドは過度のドラッグ摂取により破綻をきたしてしまう。
2006年、デヴィッド・ギルモアとデヴィッド・ボウイのデュエットによるライヴ・ヴァージョンが、シドの追悼シングルとしてリリースされた。
参加ミュージシャン
- シド・バレット - Vocals & Guitar
- ロジャー・ウォーターズ - Bass
- リチャード・ライト - Keyboards
- ニック・メイスン - Drums
脚注
- ^ 『ピンク・フロイド全曲解説』(アンディ・マベット著、山崎智之・訳、シンコー・ミュージック、ISBN 4-401-70105-4)p.192
- ^ シンコーミュージック『ピンク・フロイド・ファイル』p.27
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シド・バレット | デヴィッド・ギルモア | ニック・メイスン | ロジャー・ウォーターズ | リチャード・ライト | |
スタジオ・アルバム | 夜明けの口笛吹き | 神秘 | ウマグマ | 原子心母 | おせっかい | 狂気 | 炎〜あなたがここにいてほしい | アニマルズ | ザ・ウォール | ファイナル・カット | 鬱 | 対 | 永遠 |
サウンドトラック | モア | 砂丘 | 雲の影 | 道 カレラ・パンアメリカーナ |
ライヴ・アルバム | ウマグマ | 光〜PERFECT LIVE! | P.U.L.S.E | ザ・ウォール・ライヴ:アールズ・コート1980-1981 | 狂気: ライヴ・アット・ウェンブリー1974 |
コンピレーション・アルバム | |
ボックス・セット | シャイン・オン | スタジオ・ワークス | ピンク・フロイドBOX | The Early Years 1965-1972 | The Later Years |
映像作品 | ロンドン1966-1967 | 光〜PERFECT LIVE! PINK FLOYD IN CONCERT | 驚異 |
主な楽曲 | アーノルド・レーン | シー・エミリー・プレイ | 神秘 | 原子心母 | 吹けよ風、呼べよ嵐 | ピロウ・オブ・ウインズ | フィアレス | サン・トロペ | シーマスのブルース | エコーズ | マネー | タイム | クレイジー・ダイアモンド | あなたがここにいてほしい | シープ | アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール | グッバイ・ブルー・スカイ | コンフォタブリー・ナム | ザ・トライアル | 幻の翼 |
映画 | |
関連バンド | |
関連人物 | |
関連項目 | |
レコード会社 | ハーヴェスト・レコード | EMI | コロムビア・レコード | ソニー・ミュージック |
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