アブラーズ

アブラーズ(a-bra:z)とは、元チェッカーズの楽器演奏陣からなる音楽バンドである。

メンバー

ゲストメンバー

解説

結成

1983年9月21日にチェッカーズの一員としてデビューする。その後、チェッカーズのシングル「星屑のステージ」(1984年8月23日発売)が発売され、テレビ番組出演時[いつ?][どこ?]に郁弥などのボーカル陣の衣装はラメ等が入ったものだったのに対し、徳永・尚之など楽器演奏陣の衣装にはラメ等は一切入っておらず、楽器陣より「ゴキブリみたい」との感想があった。これを期に、ボーカル陣との衣装の格差に疑問を感じた楽器演奏陣が[誰?]、「光り輝くボーカル陣に対して俺達はアブラムシのようなもの」、「ゴキブリ→アブラでギトギトしている」との理由から、遊びで『サニー徳永とジ・アブラーズ』と名乗った。これに対し、ボーカル陣はラメの反射によりキラキラしていることから『鶴熊猿とザ・ダイアモンズ』と名乗った。また、この名前を名乗っていたのは同楽曲発売当時だけで、それ以降は名乗ることは無く、アブラーズとしての活動は一切行われなかった。しかし、チェッカーズ中期(SevenHeavenツアー) - 後期[いつ?]では、コンサート内のコーナーのひとつとして、アブラーズ名義でインスト曲「BARINBASS」を演奏していた。

ライブを行なう際は、メンバー全員サングラスを掛けて登場する。

再結成

チェッカーズ解散後、約9年ぶりに楽器陣が4人揃って飲みに行ったことが発端となり、チェッカーズのデビュー20周年となる2003年9月21日に楽器陣だけでライブを行う計画を練り、その際に「アブラーズ」名義で行うことで意見が一致した。また、活動を開始してから徳永の持病(舌癌)が発覚した[3]。2004年8月17日に徳永が逝去したが、その後もアブラーズの活動は続いている。サニー徳永在籍時の曲に「太陽を追いかけろ」、「オゥ イェイ」などがある。

2018年10月24日、大阪・なんばHatchで行われたライブ「Roots Of Groove」で藤井フミヤミッシェル藤井として出演[2][4][5]。「涙のリクエスト」を披露した[2][4][5]

2023年、結成40周年を迎えるにあたりデビュー日である9月21日にアニバーサリーライブ「Roots Of Groove 40th」をLINE CUBE SHIBUYAで行う予定。

ディスコグラフィー

アルバム

  • B.B.Q. Oil(2005年)
  • CLOVER(2006年)
  • SWINGIN' & SHAKIN'(2008年)
  • Spin Off 1st issue(2009年)
  • Have a Good Time(2011年)
  • アブラのアドリブなんでアブリブなんちゃって(2022年) ※アドリブ曲集 CD13枚+おまけDVD1枚

シングル

  • アブラ音頭(2005年)

DVD

  • アブラーズ・デビューライブ「アブラーズの心」(2003年9月21日)
  • アブラーズ・ツアー2005 「B.B.Q. Party」」[いつ?]
  • a-bra:z 2006 TOUR「CLOVER TOUR」(おまけ映像:アブラサミット Vol.1)」[いつ?]
  • 「4 of us」」[いつ?]
  • 「アブラTV」」[いつ?]
  • Swingin'&Shakin' TOUR DVD「ON THE MOVE」」[いつ?]
  • Roots Of Groove 2018 In OSAKA(2020年9月1日)

その他

鈴木雅之トリビュートアルバム『SUZUKI MANIA』(2004年2月25日発売)に、「め組のひと」で参加。

ライブ

  • 2003年9月21日 「アブラーズの心」
    • チェッカーズのデビュー20周年の日に、スタジオコーストにおいて、アブラーズがライブを行った。公演の告知はアンバサダー武内(武内享)のホームページのみにて告知された。なお、チケットは完売。ライブ当日は、テレビ電話にて藤井フミヤ(同じ日に、福岡サンパレスでコンサート中)がゲスト出演し、チェッカーズ時代のサポートメンバーであった八木橋カンペー(キーボード)とアンディ檜山(パーカッション)も参加した。
  • 2004年2月28日 - 3月14日 「自給自足」
    • アブラーズ、初の全国ツアー。ツアー最終日の東京公演のアンコールにて、藤井フミヤが「ミッシェル藤井」としてゲスト出演。「NANA」、「BLUES OF IF」を歌唱した。演奏陣4人をバックにフミヤが歌ったのは、この時が解散後初。
  • 2004年7月23日 「あぶらまつり」
    • アブラーズ初のオールナイトイベントで、4人が普段それぞれが活動しているグループ等も出演した。事実上、サニー徳永の最後のステージ。
  • 2005年4月9日 - 5月1日 「B.B.Q. party」
    • アブラーズのCD発売に合わせて行われた、2回目の全国ツアー。
  • 2005年7月29日 「あぶらまつり」
    • 2回目のオールナイトイベント。
  • 2005年10月1日 - 11月19日 「OIL SHOCK」
    • 3回目の全国ツアー
  • 2006年7月30日 「あぶらまつり」
    • チケットに「あらぶまつり」という誤植が発覚するも、メンバー[誰?]および関係者[誰?]が面白がって会場である新木場STUDIO COASTの看板にも「あらぶまつり」と掲げられていた。
  • 2006年「CLOVERツアー」
    • 全国11箇所で行われた。
  • 2006年11月16日 「アブラサミット Vol.1」(福岡[どこ?]
  • 2007年7月29日 「あぶらまつり」
    • 新木場STUDIO COASTで行われた。
  • 2007年10月20日「アブラサミットVol.2」(川崎CLUB CITT'A'TTIC)
  • 2008年3月15日 - 3月30日「アブラーズ 2008ツアー“Swingin' & Shakin'” 」
    • 福岡[どこ?]、広島[どこ?]、大阪、名古屋[どこ?]、東京で行われた。
  • 2008年3月18日 「3人だけのミニサミット 」(京都メトロ大学)
  • 2008年3月21日、3月28日、4月5日 「アブラサミット 08!」
    • 大阪、川崎[どこ?]、札幌で行われた。
  • 2008年7月13日 「あぶらまつり 2008」
    • 新木場STUDIO COASTで行われた。
  • 2011年8月12日、RISING SUN ROCK FESTIVAL 2011 in EZO
    • Green Oasisステージ
  • 2018年10月24日、「Roots Of Groove」
    • 大阪・なんばHatchで開催[4][5]。藤井フミヤが「ミッシェル藤井」としてゲスト出演[4][5]。チェッカーズ時代の楽曲を披露した[4][5]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “アブラーズのスペシャル・ゲストに藤井フミヤ登場! 涙のリクエスト他、チェッカーズ・ナンバーを披露!『薄目で見てくれれば、チェッカーズだから!』”. WWSチャンネル. WWS JAPAN 株式会社 (2018年10月26日). 2022年6月18日閲覧。
  2. ^ a b c “【デビュー40周年】藤井フミヤがフル稼働の一方、暴露本で“確執”明かした高杢禎彦は「1泊7000円の旅館スタッフ」に!チェッカーズの“現在地””. 週刊女性PRIME. 主婦と生活社 (2017年10月17日). 2023年10月8日閲覧。
  3. ^ “諸星和己&鶴久政治新ユニット構想でグループ再結成にも注目”. NEWSポストセブン. 小学館 (2014年8月24日). 2022年6月18日閲覧。
  4. ^ a b c d e “アブラーズのライヴに藤井フミヤが登場! チェッカーズ曲連発でファン感涙 | OKMusic”. okmusic.jp. JAPAN MUSIC NETWORK, Inc (2018年10月26日). 2022年6月18日閲覧。
  5. ^ a b c d e “藤井フミヤ&アブラーズ(チェッカーズの楽器チーム)でチェッカーズ曲を大盤振る舞い〈Billboard JAPAN〉”. AERA dot. (アエラドット). 朝日新聞社 (2018年10月26日). 2022年6月18日閲覧。

外部リンク

  • ablog
アブラーズ
サニー徳永 (リーダー、ドラムス) - アンバサダー武内 (ギター、コーラス) - アルマジロ大土井 (ベース、コーラス) - リットル藤井 (サックス、コーラス)
シングル

アブラ音頭

アルバム
オリジナル
関連項目
関連人物
カテゴリ カテゴリ
藤井フミヤ (ボーカル) - 藤井尚之 (コーラス・サックス)
シングル

1.「I」 - 2.SHOOTING STAR - 3.天国までの百マイル

アルバム
オリジナル

1.F-BLOOD - 2.Ants - 3.POP'N'ROLL - 4.Positive

ライブ
映像作品
楽曲
関連項目
藤井郁弥(現・藤井フミヤ) (リードボーカル) - 武内享 (ギター) - 高杢禎彦 (サイドボーカル) - 大土井裕二 (ベース) - 鶴久政治 (サイドボーカル) - 徳永善也 (ドラムス) - 藤井尚之 (サックス)
シングル
アルバム
オリジナル
ベスト
ライブ
企画
関連項目
関連人物