東彼杵町営バス

東彼杵町営バス(ひがしそのぎちょうえいバス, Higashisonogi Town Bus)は長崎県東彼杵郡東彼杵町が運行するコミュニティバスである。西肥バスの路線撤退に伴い、廃止代替バスとして運行を始めた。大村市東彼杵郡川棚町にも乗り入れている。

車両(千綿線・彼杵線)
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沿革

  • 2004年(平成16年)4月1日 - 千綿線(ちわた)、彼杵線(そのぎ)、大野原高原線(おおのばるこうげん)の3路線で運行を開始。
  • 2009年(平成21年)4月1日 - 東部循環線の運行を開始[1]
  • 2011年(平成23年)4月1日 - 東部循環線の一部に川内地区迂回路線を追加し、運行を開始[2]

担当窓口

  • 東彼杵町役場
    • 総務課企画係
      • 業務内容
        • 町営バス事業に関する問い合わせ先。
        • 回数券・定期券の販売。
        • バス使用料の減免手続き等[3]

マスコットキャラクター

  • 緑茶を持った
    • 東彼杵町が茶(そのぎ茶)の名産地であり、歴史的に捕鯨、および鯨肉の商売で有名な町であったことから。

町営バスセンター

  • 所在地 - 長崎県東彼杵郡東彼杵町彼杵宿郷483番地[4]
    • 地図を表示
    • 東彼杵町教育委員会教育センター分室・町立図書館(旧 東彼杵町中央公民館)の前になる。

車体

運行日

  • 1月4日~12月28日までの月曜日~土曜日
    • 12月29日~1月3日までは年末・年始で運休。
    • 祝祭日は運休。
    • 日曜日は運休。

路線

町営バスのバス停
  • 以下4路線を運行している。

1. 千綿線

  • 国道34号を走り、中心部の東彼杵町役場周辺と南部の千綿地区、大村市北部を結ぶ便。
    • 南部の始点・終点は「松原小学校入口」(大村市)となっている。太字東彼杵町内
    • 「野岳入口」で長崎県営バスと接続している。
      • 町営バスセンター (起点・終点)
      • 江頭 - 東そのぎIC出入口近く。
      • 彼杵名切- 医療法人さざなみ鈴木病院(北緯33度1分47.7秒 東経129度55分39.3秒 / 北緯33.029917度 東経129.927583度 / 33.029917; 129.927583 (医療法人さざなみ鈴木病院))そば。
      • 千綿宿
      • 瀬戸(旧JA千綿支店(北緯33度1分10.9秒 東経129度56分27.8秒 / 北緯33.019694度 東経129.941056度 / 33.019694; 129.941056 (長崎県央農業協同組合 千綿支店跡))前[5]
      • 千綿駅
      • 江の串
      • 才貫田
      • 餅の浜
      • 松原 - 松原駅に近い。
      • 野岳入口 - 長崎県営バスと接続。
      • 松原小学校入口 (終点・起点) - JAながさき県央大村北支店(北緯32度58分25.5秒 東経129度56分42.7秒 / 北緯32.973750度 東経129.945194度 / 32.973750; 129.945194 (JAながさき県央大村北支店))そば。

2. 彼杵線

  • 国道205号を走り、中心部の東彼杵町役場周辺と北部の彼杵地区、隣町の川棚町を結ぶ便。
    • 北部の始点・終点は「JA川棚支店」(川棚町)となっている。太字東彼杵町内
      • 川棚バスセンター」で西肥バスと接続している。
      • 町営バスセンター (起点・終点)
      • 彼杵本町
      • 彼杵駅
      • 彼杵中学校前北緯33度2分31.2秒 東経129度54分39.1秒 / 北緯33.042000度 東経129.910861度 / 33.042000; 129.910861 (東彼杵町立彼杵中学校)
      • 島田
      • 口木田
      • 音琴宮下
      • 小音琴
      • 数石
      • 百津
      • 川棚バスセンター - 川棚駅そば。西肥バスと接続。
      • JA川棚支店 (終点・起点)(北緯33度4分9.5秒 東経129度51分30.8秒 / 北緯33.069306度 東経129.858556度 / 33.069306; 129.858556 (長崎県央農業協同組合 川棚支店)

3. 大野原高原線 (東彼杵町内のみを走る)

  • 東彼杵町内のみを走る。
    • この路線の大部分が彼杵川に沿って伸びる町道を走る。
    • 月~金曜日(祝祭日除く)の始発便(中尾発、大野原周辺地区集会所発)の2便のみが、町営バスセンターではなく、彼杵中学校が終点となる。
大野原高原線
  • 町営バスセンター (起点・終点)
  • 江頭
  • 一本松
  • 上杉
  • 木戸蔵
  • 谷口
  • 二ノ瀬橋
  • 大楠小学校下北緯33度3分7.4秒 東経129度56分26.6秒 / 北緯33.052056度 東経129.940722度 / 33.052056; 129.940722 (東彼杵町立大楠小学校)
  • 陰平橋
  • 三ノ瀬
  • 中尾
  • 中山入口
  • 太ノ原
  • 太ノ浦
  • 大野原周辺地区集会所(終点・起点)北緯33度2分12.8秒 東経129度59分0.3秒 / 北緯33.036889度 東経129.983417度 / 33.036889; 129.983417 (大野原周辺地区集会所)
川内線
  • 2011年(平成23年)4月より運行開始。
  • 月~金曜(祝祭日除く)の始発便1便(中尾 発)のみ
  • 川内地区の児童・生徒が朝スクールバスとして利用できるように導入された。
    • 中尾
    • 陰平橋
    • 大楠小学校下
    • 川内(川内線)
    • 飯盛(川内線)
    • 二ノ瀬橋
    • 谷口
    • 木戸蔵
    • 上杉
    • 一本松
    • 江頭
    • 町営バスセンター
    • 彼杵本町
    • 彼杵中学校前 (終点)

4. 東部循環線 (東彼杵町内のみを走る)

  • 東彼杵町内のみを走る。
    • 循環系統で、午前と午後とでは順路が異なる。
  • 午前の便
    • 町営バスセンター(起点)
    • JA東そのぎ支店北緯33度2分28.8秒 東経129度55分14.6秒 / 北緯33.041333度 東経129.920722度 / 33.041333; 129.920722 (長崎県央農業協同組合 東そのぎ支店)
    • 江頭
    • (国道34号)
    • 彼杵名切
    • 千綿宿
    • 長崎県道190号千綿渓線・町道、千綿川沿い)
    • 中ノ坪
    • 昭和橋
    • 高峰
    • 片平
    • 薬師堂前
    • 丸尾
    • 春木
    • 鹿ノ丸
    • いこいの広場入口(第1折り返し地点)- (北緯33度1分17.9秒 東経129度59分12.8秒 / 北緯33.021639度 東経129.986889度 / 33.021639; 129.986889 (龍頭泉いこいの広場)
    • 鹿ノ丸
    • 春木
    • 丸尾
    • 薬師堂前(第1折り返し終了)- (北緯33度0分43.4秒 東経129度57分34.6秒 / 北緯33.012056度 東経129.959611度 / 33.012056; 129.959611 (薬師寺周辺)
    • 弘法大橋
    • 木場
    • 一ツ石(第2折り返し地点)
    • 木場
    • 弘法大橋
    • 薬師堂前(第2折り返し終了)
    • 平似田公民館前
    • 千綿中学校下
    • (国道34号)
    • 千綿駅前
    • 瀬戸
    • 千綿宿
    • 彼杵名切
    • 江頭
    • JA東そのぎ支店
    • 町営バスセンター (終点)
  • 午後の便
    • 町営バスセンター(起点)
    • JA東そのぎ支店
    • 江頭
    • (国道34号)
    • 彼杵名切
    • 千綿宿
    • 瀬戸
    • 千綿駅前
    • (町道・長崎県道190号千綿渓線)
    • 千綿中学校下
    • 平似田公民館前
    • 薬師堂前
    • 弘法大橋
    • 木場
    • 一ツ石(第1折り返し地点)
    • 木場
    • 弘法大橋
    • 薬師堂前(第1折り返し終了)
    • 丸尾
    • 春木
    • 鹿ノ丸
    • いこいの広場入口(第2折り返し地点)
    • 鹿ノ丸
    • 春木
    • 丸尾
    • 薬師堂前(第2折り返し終了)
    • 片平
    • 高峰
    • 昭和橋
    • 中ノ坪
    • (国道34号)
    • 千綿宿
    • 彼杵名切
    • 江頭
    • JA東そのぎ支店
    • 町営バスセンター (終点)

乗降フリー区間

  • 以下の区間では、原則自由に乗降することが可能である。
    • 大野原高原線
      • 一本松と大野原周辺地区集会所の間(ただし、川内地区(川内・飯盛)はバス停のみでの乗降)
    • 東部循環線
      • 中ノ坪と高峰の間
      • 薬師堂といこいの広場入口の間
      • 薬師堂と千綿中学校下の間

運賃の支払い

支払い方法

  • 以下の3つの方法がある。
    • 現金 - バス内には両替機は備わっていない。
    • 回数券
    • 定期券
  • なお、バスカード(長崎スマートカードの様なICカード)は使用できない

運賃

  • 一路線内であれば、一回につき、どこまで乗っても同じ運賃(均一料金)となる。
  • ただし、町営バスのエリア内で別路線に乗り継ぐ場合[6]は、追加の運賃が必要となる。乗り継ぐ場合、終点となる町営バスセンターで下車の際、運転手に申し出て、乗り継ぎ券を受け取る必要がある。
  • 減免対象者[3]は東彼杵町役場で手続きを行えば、料金の減免を受けることができる。
対象者 一路線、1回分の運賃 乗り継ぎ1回分の追加運賃
大人 200円 100円
子供(中学生以下[7] 100円 50円
保護者同伴の就学前の[8]幼児 無料 無料

回数券

  • 販売場所 - 東彼杵町役場
  • 内容
    • 50円12枚つづり(500円)- 100円分が得になる。
    • 100円12枚つづり(1000円)- 200円分が得になる。
    • 200円の12枚つづり(2000円)- 400円分が得になる。

定期券

  • 販売場所 - 東彼杵町役場
    • 通学定期 - それぞれ1か月定期・2か月定期・3か月定期がある。料金は#外部リンクの東彼杵町営バスウェブサイトを参考。
      • 100円
      • 150円
      • 200円
      • 300円
    • 通勤定期 - それぞれ1か月定期・2か月定期・3か月定期がある。料金は#外部リンクの東彼杵町営バスウェブサイトを参考。
      • 200円
      • 300円

脚注

  1. ^ 町広報紙「ひがしそのぎ」2009年(平成21年)4月号P18
  2. ^ 町広報誌「ひがしそのぎ」2011年(平成23年)4月号p.3
  3. ^ a b 対象は東彼杵町に住民登録している障害者、および同町在住の高齢者(75歳以上)
  4. ^ 東彼杵町町営バス事業の設置等に関する条例施行規則-東彼杵町ウェブサイト
  5. ^ 2009年(平成21年)3月に千綿支店は同町の東そのぎ支店に統合され、バス停の名前が「瀬戸」に変更となった。
  6. ^ 例えば、千綿から川棚町にバスで行きたい場合、千綿線に乗り、町営バスセンターで彼杵線に乗り継がなければならない。
  7. ^ 一般的に公共交通機関の子供料金は小学生以下であるが、町営バスにスクールバスとしての役割も持たせているため、中学生以下を子供料金としている。
  8. ^ 小学校に入学していない

関連項目

外部リンク

  • 東彼杵町営バス
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