市原悦子

曖昧さ回避 市原えつこ」とは別人です。
いちはら えつこ
市原 悦子
市原 悦子
朝日新聞社『文芸朝日』第3巻第4号(1964)より
本名 塩見 悦子(しおみ えつこ)
生年月日 (1936-01-24) 1936年1月24日
没年月日 (2019-01-12) 2019年1月12日(82歳没)
身長 160 cm
血液型 A型
職業 俳優
ジャンル 舞台テレビドラマ映画
活動期間 1957年 - 2019年
活動内容 1957年:俳優座入団
配偶者 塩見哲(1961 - 2014年)[1]
所属劇団 俳優座1957年 - 1971年
事務所 ワンダー・プロダクション(最終所属)
主な作品
テレビドラマ
頑張れ!かあちゃん
家政婦は見た!』シリーズ
バスガイド愛子』シリーズ
おばさんデカ 桜乙女の事件帖』シリーズ
東京卒業
弁護士高見沢響子』シリーズ
犯罪交渉人ゆり子』シリーズ
ホームドクター・神村愛』シリーズ
映画
『黒い雨』
『うなぎ』
『蕨野行』
アテレコ
まんが日本昔ばなし
 
受賞
日本アカデミー賞
最優秀助演女優賞
第13回1990年)『黒い雨』
優秀助演女優賞
第21回1998年)『うなぎ』
その他の賞
紀伊國屋演劇賞
第9回(1974年) 個人賞
トロイアの女
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市原 悦子(いちはら えつこ、1936年昭和11年〉1月24日 - 2019年平成31年〉1月12日[2]、本名:塩見 悦子)は、日本女優声優千葉県千葉市出身。身長160cm、夫は舞台演出家の塩見哲。

来歴

千葉県千葉市に銀行員の父と元教員の母の長女として生まれる。9歳で疎開先の四街道市で敗戦を迎えた。中学校2年生で千葉市末広中学校へ転校。ここで演劇クラブに入り、教師の岩上廣志から演劇の楽しさを教わる。千葉県立千葉第一高等学校(現在の県立千葉高校)に進学すると、演劇部で活動し、伊藤貞助作の『村一番の大欅』で県大会に出場して個人演技賞を受賞した[3]

高校卒業後、富士銀行に就職が決まっていたが演劇への思いが断ちがたく[3]劇団俳優座養成所に6期生として入所する。同期には近藤洋介、宮部昭夫川口敦子大山のぶ代阿部百合子阿部六郎、佐伯赫哉、山本清らがいた[4]

1957年に入団し、『りこうなお嫁さん』でデビュー。同年、雑誌『新劇』の新人推賞を受賞。1959年に『千鳥』で芸術祭奨励賞を受ける。1963年には新劇演劇賞、1964年ゴールデン・アロー賞新人賞に輝き、新劇女優として高い評価を受ける。

私生活では養成所同期の演出家・塩見哲と1961年に結婚(2度の流産で子どもには恵まれなかったが、おしどり夫婦として知られた)[5]

1971年10月に夫とともに退団し、1972年番衆プロを設立する[5]1987年4月、「有限会社ワンダー・プロダクション」を設立、塩見が社長となった。

1975年に始まったテレビアニメ『まんが日本昔ばなし』では、すべての登場人物の声を常田富士男と2人のみで長年演じ続けて親しまれた。放映終了後から復活を望む声が多く、2005年にはゴールデンタイムで再放送された。同年、『赤い殺意』で強姦された強盗と恋に落ちるという主人公の主婦を演じ、17.5%と当時の放送時間帯としては高視聴率を獲得[6]

1983年からは『家政婦は見た!』に主演し、四半世紀以上に渡って演じ続ける当たり役となる。シリーズは好評で高視聴率を獲得し、土曜ワイド劇場を代表する作品となった。

1990年、映画『黒い雨』の演技により第13回日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞を受賞。

2011年福島第一原子力発電所事故に関連して「原発ゼロをめざす7.2緊急行動」呼びかけ人を務めた[7](他に湯川れい子根岸季衣など)。

2012年S状結腸腫瘍手術のため、翌2013年1月に公開予定だった映画『東京家族』をクランクイン前に降板した[8]。代役は吉行和子が務めた。

2014年4月には53年間連れ添った夫の塩見哲と死別した[1][9]

2017年1月13日、自己免疫性脊髄炎の加療のため休業を発表[10]6月27日に翌年のNHK大河ドラマ『西郷どん』のナレーションでの復帰が発表されたが[11]11月22日、体調が優れないことを考慮して降板し西田敏行に変更された[12][13]。その後、2018年3月21日放送の『おやすみ日本 眠いいね!』(NHK) で1年5ヶ月ぶりに仕事復帰(3月12日収録)[14]

2018年12月下旬に盲腸のため入院。手術は行わず投薬治療開始。一時復調し正月を自宅で過ごすが再び体調を崩し1月5日から再び入院。一週間後の1月12日午後1時31分、心不全のため、東京都の病院で死去[2]。82歳だった。13日未明(12日深夜)に放送された『おやすみ日本 眠いいね!』では、虫垂炎のため都内の病院に入院していることが発表され、市原の訃報は伏せられていた[15][16]

受賞歴

人物

  • 中村敦夫が12期生として劇団員になった頃、6期生の彼女は既に看板スターであったという(当時の芸能界では「舞台で大役を担う役者は映画やテレビのスターよりも格上」とされていた)。しかし、いわゆる「レパートリー闘争」において集団退団した経緯があり、魅力的な演劇の為ならポジションも投げ捨てる「肝っ玉女優」であると評している[17]
  • 40年間市原のマネージャーを務めた熊野勝弘によれば、「欲のない人」。作品を気に入れば演じるし気に入らない仕事は引き受けなかった。ホームドラマは嫌いで事件モノが好きだった。一方、「映像でできるものは舞台ではやらない」と決めており、松竹から舞台版『家政婦は見た!』のオファーがあったが断ったという[18]
  • 長年共演していた野村昭子は劇団時代の先輩にあたり、自宅も近かったことから、プライベートでも交流があったという。
  • ダチョウ倶楽部電撃ネットワークで活躍したコメディアン南部虎弾芸名の名付け親である[19][20]
  • 2003年4月頃からは眼鏡を着用していた。
  • 好きな男性のタイプについて「危険な男性」(具体的には得体のしれない感じだという)、演じてみたい役について「犯罪者」と語っていた[21]
  • 自身が住み込みの家政婦を雇ったのは2017年に自宅療養を始めた時が初めてだった[22]
  • 演出家の浅利慶太は舞台『アンドロマック』『アンチゴーヌ』に市原を起用し、「戦後新劇の生んだ最高の女優」と賞賛した[23]
  • 俳優座の先輩にあたる仲代達矢は訃報を受け、「彼女の声のすばらしさは日本の演劇界の宝でした。ただきれいというだけではなく、声の質をもって、ものを言うという才能。1500席の劇場で、マイクなしで己の声を通していく力を、彼女は先天的にもっていた。本当に素晴らしい方だった」とコメントした[24]

出演

舞台

  • りこうなお嫁さん(1957年)
  • 琵琶法師(1958年)
  • 血の花(1958年)
  • 愛と死との戯れ(1959年)
  • 千鳥(1959年)
  • 生きた心を(1959年)
  • 巨人伝説(1960年)
  • セチュアンの善人(英語版)(1960年)
  • 鈍琢亭の最期(1962年)
  • 三文オペラ(1962年)
  • 劉三姐(1963年)
  • ものみな歌でおわる(1963年)
  • ハムレット(1964年)
  • 東海道四谷怪談(1964年)
  • 日本の幽霊(1965年)
  • 竹取物語(1965年)
  • アンドロマック(1966年)
  • アンチゴーヌ(英語版)(1967年)
  • クルヴェット天から舞いおりる(英語版)(1967年)
  • 人形の家(1968年)
  • 御意のままに(英語版)(1969年)
  • 自由少年(1969年)
  • 棒になった男(1969年)
  • しんげき忠臣蔵(1970年)
  • あなた自身のためのレッスン(1970年)
  • はんらん狂騒曲(1971年)
  • 新家族(1971年)
  • トロイアの女(1974年)
  • りゅうとびわ(1975年)※声の出演
  • 津軽三味線ながれ節(1976年)
  • 千三家お菊(1976年)
  • 夏の夜の夢(1977年)
  • 菊桜(1978年)
  • ちょんがれお駒(1978年)
  • 近松心中物語(1979年)
  • 奇跡の人(1979年)
  • 元禄港歌(1980年)
  • スウィーニィ・トッド フリート街の奇妙な床屋(1981年)
  • ウイングス(英語版)(1982年)
  • 南北恋物語 人はいとしや(1982年)
  • 未亡人(1983年)
  • きぬという道連れ(1985年)
  • 空想家族(1989年)
  • 雪やこんこん(1987年、1991年)
  • その男ゾルバ(1993年)
  • ゴドーを待ちながら(1994年)
  • 怪しき村の旅人(1998年)
  • ディア・ライアー(英語版)(1998年)
  • ロード・ショー(2001年)
  • 芽キャベツがほしい もう一度だけ(2001年、2003年)
  • 狂風記(2004年)
  • あらしのよるに(2004年)
  • ヒカルヒト(2005年)
  • GODIEGO 2007 TOKYO新創世紀(2007年) - 女王
  • ゆらゆら(2008年)
  • 紅いリンゴ(英語版)(2010年)

テレビドラマ

NHK

日本テレビ系

  • 顔(1958年)
  • 愛と死のかたみ(1962年)(連続ドラマ)
  • オパールとサファイア(1971年)
  • 鉄道100年 大いなる旅路(1972年)
  • 唖侍 鬼一法眼 第21話「母子像無残」(1974年)
  • 一年半待て(1976年) - 須村さと子 役
  • ダウンタウン物語(1981年) - 石上月世
  • 母たることは地獄のごとく 炎の女・澤田美喜(1981年7月8日) - 岸田邦江
  • 木曜ゴールデンドラマ
    • 運命の殺意 北信濃母子心中(1982年4月29日、よみうりテレビ) - 堀田雅恵
    • 「帰郷」(1988年、よみうりテレビ) - 中国残留孤児・王慶英(佐藤保子の娘)
  • 火曜サスペンス劇場
    • 「朝まで待てない」(1983年5月3日)※声の特別出演
    • 「暮らしの中の殺意」(1984年)
    • 「妄執の女」(1984年9月25日)- 木下道代
    • 「妻の定年・私は狙われている」(1985年)
    • 「妻の生き甲斐」(1986年)
    • 「下町殺人迷路」(1986年)
    • 「切り裂き魔」(1987年)
    • 「妻たちのマネーゲーム」(1987年)
    • 「逃げる!」(1989年4月、NTV映像センター)
    • 「突然、夫に死なれて」(1990年9月)
    • 「追いかける」(1992年7月)
    • 「クラスメート」(1993年9月)
    • 「ラブレター」(1995年) - 田村直美
    • 「テレホンママ」(1997年1月)
    • 「うさぎと亀 〜桜の樹の下で〜」(2003年6月10日)
    • 「うさぎと亀 〜川の流れのように〜」(2004年6月1日)
  • ニッポン親不孝物語(1985年) - 大川敏子
  • DRAMA COMPLEX
    • 夏のラブ&サスペンスシリーズ 第3弾「雨やどりの恋~うさぎと亀より~」(2006年7月18日)
  • 真実の手記 BC級戦犯 加藤哲太郎「私は貝になりたい」(2007年) - 加藤不二子
  • 霧の火 樺太・真岡郵便局に散った九人の乙女たち(2008年) - 中村瑞枝(現代)

TBS系

  • 虫は死ね(1963年)- 愛子(★単発ドラマ初主演★)
  • 近鉄金曜劇場 / 目撃者(1964年)- 江口の妻
  • ザ・ガードマン 第53話「雪崩」(1966年)
  • 泣いてたまるか(1967年)
  • ポーラテレビ小説パンとあこがれ」(1969年) - ナレーター
  • 人間の歌シリーズ冬の雲(1971年)久子
  • 私は忘れたい(1972年 - 1973年)
  • 事件狩り(1974年)
  • 赤い殺意(1975年)(花王 愛の劇場枠)
  • 岸壁の母(1977年)(花王 愛の劇場枠)(連続ドラマ主演)
  • いごこち満点(1976年)
  • 冬の運動会(1977年) - 船久保初枝
  • わが母は聖母なりき(1980年) - ふみ
  • 絶唱(1981年)
  • はまなすの花が咲いたら(1981年 - 1982年) - 金沢しず
  • 外科医 城戸修平(1983年)
  • ザ・サスペンス「高2の体験 闇からの殺意 盲導犬ベティの反則」(1982年12月) - 香取正子
  • 女橋(1983年) - 佐原ちよ
  • お鏡(1985年) - お鏡
  • 東京卒業(1996年) - 正木萌子
  • 水曜プレミア「大都会の女たち」(2004年5月) - 園田葉子
  • ハンチョウ〜神南署安積班〜 第1話(2009年4月13日) - 太田トヨ
  • 新参者 第1話(2010年4月18日) - 上川聡子
  • 開局10周年記念ドラマ・松本清張特別企画「一年半待て」(2010年12月、BS-TBS) - 高森たき子 ※日本テレビ版(1976年)にも出演
  • 月曜ドラマスペシャル月曜ミステリー劇場月曜ゴールデン
    • 西新宿俳句おばさん事件簿シリーズ - 主演・里宮初子
      • 西新宿俳句おばさん事件簿1「私でない私の犯罪」(1993年4月19日)
      • 西新宿俳句おばさん事件簿2「霊園ツアーの犯罪」(1994年5月9日)
      • 西新宿俳句おばさん事件簿3「愛犬家に捧げる犯罪」(1995年6月26日)
    • バスガイド愛子シリーズ - 主演・徳丸愛子
      • バスガイド愛子1「これが最後の恋」(1993年8月30日)
      • バスガイド愛子2「みちのくの恋」(1994年10月24日)
      • バスガイド愛子3「恋は神代の昔から」(1995年11月27日)
      • バスガイド愛子4「会津磐梯山は恋の山」(1997年5月19日)
    • 弁護士高見沢響子シリーズ - 主演・高見沢響子
      • 弁護士高見沢響子1(1998年6月15日)
      • 弁護士高見沢響子2(1999年4月5日)
      • 弁護士高見沢響子3(2000年4月24日)
      • 弁護士高見沢響子4(2001年5月7日)
      • 弁護士高見沢響子5(2002年5月6日)
      • 弁護士高見沢響子6(2003年4月28日)
      • 弁護士高見沢響子7(2005年6月27日)
      • 弁護士高見沢響子8(2006年11月6日)
      • 弁護士高見沢響子9(2008年5月12日)
      • 弁護士高見沢響子10(2009年10月19日)
      • 弁護士高見沢響子11(2011年10月17日)
      • 弁護士高見沢響子12(2014年7月7日)
    • 楽園のライオン(2007年5月28日) - 主演・井上たつえ
    • ホームドクター・神村愛シリーズ - 主演・神村愛
      • ホームドクター・神村愛1(2012年4月9日)
      • ホームドクター・神村愛2(2013年8月26日)

フジテレビ系

テレビ朝日系

テレビ東京系

映画

  • 雪国(1957年) - 芸者・勘平
  • 女殺し油地獄(1957年) - 女中・お梅
  • 夕凪(1957年) - お妙
  • 駅前旅館(1958年) - 女学生
  • 眠狂四郎無頼控 魔剣地獄(1958年) - お信
  • 男性飼育法(1959年) - こと
  • 貸間あり(1959年) - 高山教子
  • 若い素顔(1959年) - 樋川女史
  • 暗夜行路(1959年) - お由
  • 僕は独身社員(1960年) - かおり
  • 珍品堂主人(1960年) - 明子
  • サラリーガール読本 お転婆社員(1960年) - 部長秘書・春江
  • 夜の流れ(1960年) - 紅子
  • 大空の野郎ども(1960年) - 女袷B
  • 「青衣の人」より 離愁(1960年) - すげ
  • 笛吹川(1960年) - 黒駒の嫁
  • 猫と鰹節(1961年) - 愛子
  • 別れて生きるときも(1961年) - マネキンガール・ベアちやん
  • 喜劇 にっぽんのお婆あちゃん(1962年) - 新米寮母・青木
  • 霧子の運命(1962年) - 玉枝
  • 青べか物語(1962年) - あさ子
  • 夢で逢いましょ(1962年) - 小宮清子
  • 乳房を抱く娘たち(1962年) - バスの車掌
  • ぶらりぶらぶら物語(1962年) - 女房
  • あの橋の畔で 完結篇(1963年) - 隣の奥さん
  • 鏡の中の裸像(1963年) - しづ子の姉
  • 日本脱出(1964年) - フジ子
  • われ一粒の麦なれど(1964年) - ある母
  • 甘い汗(1964年) - 佐和子
  • 万事お金(1964年) - まる子
  • 五瓣の椿(1964年) - おつる
  • にっぽん泥棒物語(1965年) - 桃子
  • 霧の旗(1965年) - 信子
  • 悪名桜(1966年) - 菊枝
  • 他人の顔(1966年) - ヨーヨーの娘
  • 三匹の狸(1966年) - 谷弘子
  • 一万三千人の容疑者(1966年) - 荒川千代
  • 喜劇 仰げば尊し(1966年) - 小松加代
  • 上意討ち 拝領妻始末(1967年) - きく
  • 女と味噌汁(1968年) - 犬山一代
  • 燃えつきた地図(1968年) - 女(依頼人)
  • 忘れるものか(1968年) - ルミ
  • 恋にめざめる頃(1969年) - 雪子
  • 風林火山(1969年) - 諏訪岩根
  • 富士山頂(1970年) - 茂子
  • たぬき坊主(1970年) - 妻おるい
  • 刑事物語 兄弟の掟(1971年) - 岩淵あき子
  • 黒の斜面(1971年) - 川上妙子
  • 喜劇 女売出します(1972年) - 竜子
  • あゝ声なき友(1972年) - 町よしの
  • 木枯し紋次郎 関わりござんせん(1972年) - お光
  • 無宿人御子神の丈吉 川風に過去は流れた(1972年) - お加代
  • 女医の愛欲日記(1973年)※特別出演
  • 喜劇 黄綬褒賞(おうじゅほうしょう)(1973年) - 山崎千恵
  • 喜劇 男の腕だめし(1974年) - 小原トミ
  • 遺書 白い少女(1976年) - 中原美加
  • 金閣寺(1976年) - 溝口の母
  • 青春の殺人者(1976年) - 斉木順の母
  • やくざ戦争 日本の首領(1977年) - 辰巳キヨ
  • 八つ墓村(1977年) - 多治見小竹
  • はだしのゲン 涙の爆発(1977年) - 林キヨ
  • さくらんぼ坊や2 模倣と自立(1980年) - ナレーション
  • さらば、わが友 実録大物死刑囚たち(1980年) - 竹内良子
  • ブリキの勲章(1981年)
  • 幸福(1981年) - 車崎るい
  • さくらんぼ坊や4 4歳と仲間(1982年) - ナレーション
  • ふるさと(1983年) - ナレーション
  • 序の舞(1984年) - ナレーション
  • 西遊記(1988年) - 羅刹女 声役
  • 高瀬舟(1988年) - ナレーション
  • 黒い雨(1989年) - 閑間シゲ子
  • 人間の砂漠(1990年) - 緒方恭子
  • 一杯のかけそば(1992年) - ナレーション
  • うなぎ(1997年) - 服部フミエ
  • 11'09''01/セプテンバー11(2003年)
  • 蕨野行(2003年) - レン 役(初主演)
  • バルトの楽園(2006年) - すゑ 役
  • 筆子・その愛 -天使のピアノ-(2007年) - ナレーション
  • 立入禁止区域・双葉 ~されど、我が故郷~(2012年) - ナレーション
  • あん(2015年) - 佳子
  • しゃぼん玉(2017年) - スマ ※遺作映画
  • 翔んで埼玉(2019年) - 市原悦子 ※写真のみ、カメオ出演

テレビアニメ

劇場アニメ

吹き替え

ラジオ

バラエティ

ナレーション

CM

その他

  • 旭松食品提供 天気予報(朝日放送・関西テレビでの放送、1980年代前半)
  • 「家政婦は見た!Woooも見た!」 - 日立コンシューマエレクトロニクスの特別ホームページ内にて2010年4月27日より期間限定で公開。

著書

  • 市原悦子の大アマゾン紀行 ブラジル5000kmの旅(1997年11月、フジテレビ出版、ISBN 978-4-594-02339-3)
  • ひとりごと(2000年12月、春秋社、ISBN 978-4-393-43614-1)
    • ひとりごと〈新装版〉(2017年7月、春秋社、ISBN 978-4-393-43648-6)
  • やまんば 女優市原悦子43人と語る(2013年9月、春秋社、ISBN 978-4-393-43644-8)
  • 白髪のうた(2017年7月、春秋社、ISBN 978-4-393-43649-3)

ディスコグラフィー

  • ねねしな灯台(TBS系テレビ愛の劇場『わが母は聖母なりき』主題歌)
  • 母さんは青い空(『お待ちどおさま』主題歌)
  • きっと倖せ(木曜ドラマ『家政婦は見た!』主題歌)
  • 見返り美人(木曜ドラマ『家政婦は見た!』挿入歌)

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 他界後も引き続き使用。

出典

  1. ^ a b 市原悦子ショック…夫で演出家の塩見哲さん死去、女性自身報じる サンスポ 2014年6月24日
  2. ^ a b “「家政婦は見た!」市原悦子さん、心不全のため死去 82歳”. サンスポ (2019年1月13日). 2019年1月13日閲覧。
  3. ^ a b 佐貫 1995, pp. 128–129.
  4. ^ 佐貫 1995, pp. 15–16, 204–206.
  5. ^ a b “難病でリハビリ中の市原悦子 自宅で「決死の収録」に臨む”. NEWSポストセブン (小学館): p. 2. (2018年10月19日). https://www.news-postseven.com/archives/20181019_784216.html?PAGE=2 2019年1月14日閲覧。 
  6. ^ “赤い殺意 詳細データ”. テレビドラマデータベース. 2020年3月7日閲覧。
  7. ^ 「原発ゼロをめざす7.2緊急行動」
  8. ^ 市原悦子がS状結腸腫瘍で山田洋次監督映画を降板 芸能ニュースラウンジ 2012年2月4日
  9. ^ “市原悦子の夫4月に死去していた”. 日刊スポーツ. (2014年6月24日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20140624-1322878.html 2019年1月14日閲覧。 
  10. ^ “市原悦子 自己免疫性脊髄炎で入院治療、5月復帰目指す”. スポニチアネックス. (2017年1月13日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/01/13/kiji/20170113s00041000162000c.html 2017年1月13日閲覧。 
  11. ^ “市原悦子 大河「西郷どん」語りで復帰 決め台詞は「チェスト」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2017年6月27日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/06/27/kiji/20170627s00041000124000c.html 2017年11月23日閲覧。 
  12. ^ “大河ドラマ『西郷どん』「語り」変更のお知らせ”. NHKドラマトピックス. NHK (2017年11月22日). 2017年11月23日閲覧。
  13. ^ “市原悦子 来年大河「西郷どん」語りを降板、代役に西田敏行…回復に「もう少し」”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2017年11月22日). https://www.daily.co.jp/gossip/2017/11/22/0010754676.shtml 2017年11月22日閲覧。 
  14. ^ “市原悦子が仕事復帰!NHK「眠いいね!」で朗読、収録一発OK”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2018年3月13日). https://www.sanspo.com/article/20180313-OYHVH7QYYNLAJHRY4GXIS6UHNU/ 2018年3月13日閲覧。 
  15. ^ “82歳市原悦子、盲腸で入院 語りで出演のNHK総合「おやすみ日本」で発表”. サンスポ (2019年1月13日). 2019年1月13日閲覧。
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  17. ^ 日本経済新聞2019.1.21朝刊 文化欄
  18. ^ 沢部 2019, pp. 148–149.
  19. ^ “南部虎弾さん エスパー伊東さん追悼からわずか4日後の急逝 芸名の名付け親は市原悦子さん”. スポーツニッポン (2024年1月21日). 2024年1月22日閲覧。
  20. ^ “南部虎弾さん急逝 4日前にエスパー伊東さん訃報を悲しむ 元ダチョウ倶楽部リーダー 名付け親は市原悦子さん”. デイリースポーツ (2024年1月21日). 2024年1月22日閲覧。
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  23. ^ 佐貫 1995, p. 132.
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  27. ^ “太陽の王子 ホルスの大冒険”. メディア芸術データベース. 2016年10月30日閲覧。
  28. ^ “新海誠「君の名は。」追加キャストに長澤まさみ、市原悦子、悠木碧、島崎信長ら7名”. 映画ナタリー. (2016年6月7日). https://natalie.mu/eiga/news/189903 2016年9月16日閲覧。 
  29. ^ 市原悦子 - オリコンTV出演情報
  30. ^ 「CF撮影余話」『近代企業リサーチ 5月10日』第566号、中小企業経営管理センター事業部、1988年5月10日、77頁、NDLJP:2652067/39。 
  31. ^ 市原悦子 - オリコンCM出演情報

参考文献

  • 佐貫百合人「❸ 猛進型とおっとり型、市原悦子と川口敦子」『役者烈々――俳優座養成所の軌跡』三一書房、1995年、127-133頁。ISBN 4-380-95244-4。 
  • 沢部ひとみ『いいことだけ考える 市原悦子のことば』文藝春秋、2019年。ISBN 978-4-16-391147-2。 

外部リンク

1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
  • 日本アカデミー賞
  • 作品賞
  • 監督賞
  • 脚本賞
  • アニメーション作品賞
  • 外国作品賞
  • 主演男優賞
  • 主演女優賞
  • 助演男優賞
  • 助演女優賞
  • 音楽賞
代表者

熊野勝弘

所属俳優
女性

石井トミコ - 石井めぐみ - 市原悦子 - 大草理乙子 - 小林香織 - 富岡英里子 - 松原夏海 - 村松恭子 - 渡辺樹里

男性
TACT21

今橋由紀 - 岩ゲント - 岩崎聡子 - 木村美月 - 中村高華 - 山本卓也 - 優志

過去の所属俳優
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10代
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50代
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以上
男性
特別
*は複数回の受賞。男性は1992年から、60代以上は97年から、10代は99年から対象
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