僕の妻は感情がない
僕の妻は感情がない | |
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漫画 | |
作者 | 杉浦次郎 |
出版社 | KADOKAWA |
掲載誌 | コミックフラッパー |
レーベル | MFコミックス フラッパーシリーズ |
発表号 | 2019年9月号 - |
発表期間 | 2019年8月5日 - |
巻数 | 既刊7巻(2023年10月23日現在) |
アニメ | |
原作 | 杉浦次郎 |
監督 | 吉村文宏 |
シリーズ構成 | 広田光毅 |
キャラクターデザイン | ウクレレ善似郎 |
音楽 | 佐久間奏、中村巴奈重 田渕夏海、櫻井美希 |
アニメーション制作 | 手塚プロダクション |
製作 | 製作委員会は感情がない |
放送局 | TOKYO MXほか |
放送期間 | 2024年7月2日 - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
『僕の妻は感情がない』(ぼくのつまはかんじょうがない)は、杉浦次郎による日本の漫画。『コミックフラッパー』(KADOKAWA)にて、2019年9月号から連載中。X(旧Twitter)とpixivにも、著者本人から「らくがき版」と称して投稿されている。
人間とロボットの夫婦を主人公に、少しおかしくも心温まる日々を描く。
2022年8月には、「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門にて第6位を獲得した[1]。
テレビアニメが2024年7月より放送予定[2]。
あらすじ
一人暮らしのサラリーマン「タクマ」は、仕事が忙しく、家事をする暇がないため、家電ロボット「スーパーミーナ」の廉価版をリサイクルショップで購入する。タクマから「お嫁さんになってくれない?」と酒に酔ったノリで言った冗談をきっかけに、ミーナは説明書には載っていない行動をとるようになる。 自らの機能を駆使し、出来る限り「お嫁さん」であろうとするミーナに、タクマは次第に本当の妻として接するようになっていく。
登場人物
- タクマ / 小杉拓馬
- 声 - 豊永利行[2]
- 主人公の社畜サラリーマンで、一人称は「僕」。当初はミーナのことを家電製品としか考えておらず、「お嫁さんになって」との言葉も酒に酔って言ったものだった。しかし、自身を夫と見なして接してくれるミーナと交流を深めるうちに、彼女を本当の家族として受けとめるようになる。以降は、人間とロボットの思考の違いに戸惑いつつも、夫婦としてミーナとの距離感を模索していく。(ロボットとしての機能を含めて)妻を褒めることを欠かさない愛妻家の一面を見せることも多い。
- ミーナ
- 声 - 稲垣好[2]
- もう一人の主人公。タクマの妻。家電ロボットで商品名は「ミーナCL」。ほぼ人間と同等に振る舞うことのできるロボット「スーパーミーナ」の廉価版で、主な機能は料理と食器洗い。胴体は金属のパーツが剥き出しの状態であり、顔の表情も変えることができず、会話はスピーカーを通して行う。オンライン接続が可能で、インターネットでの単語検索を自発的に行うほか、携帯電話との通話やメッセージ交換も可能。プログラムに基づいて効率を優先して行動するはずだが、「タクマから贈られた指輪を30分以上眺める」などミーナ自身も理由がわからない行動をとるようになる。なお、彼女がロボットであるため、タクマとは正式な夫婦ではなく、「内縁の妻」の状態である。以前のミーナの主人はミーナの体が小さすぎることや表情がないこと、人間らしい立ち振舞いができないことに不満があったようでミーナをリサイクルショップに売って上位互換であるスーパーミーナを購入する足しにしたとのこと。しかしミーナ自身はこのことを踏まえて自分が廉価版で良かったと考えている。それがきっかけでタクマと出会うことができたと考えているそうだ。
- 小杉あかり
- 声 - 青山吉能[3]
- タクマの妹。兄夫婦のよき理解者。通常の男女でないカップルの「異種間恋愛」に傾倒しており、夫婦間の問題に介入しないよう心がけはするものの、好奇心から夫婦の実情(「スキンシップはあるか」など)を聞いてしまう。ミーナのことは「ミーナさん」と呼び、一人の女性として慕っており、メッセージ交換や一緒に買い物に出かけるなど関係は良好である。
- スーパーミーナ
- 声 - 芹澤優[3]
- 西園寺リヒト
- 声 - 松田利冴[4]
- スーパーミーナの所有者。
- マモル
- 声 - 若井友希[4]
- 介護ロボット。
書誌情報
- 杉浦次郎 『僕の妻には感情がない』 KADOKAWA〈MFコミックス フラッパーシリーズ〉、既刊7巻(2023年10月23日現在)
テレビアニメ
スタッフ
- 原作 - 杉浦次郎[2]
- 監督 - 吉村文宏[2]
- シリーズ構成 - 広田光毅 [2]
- キャラクターデザイン - ウクレレ善似郎[2]
- 色彩設計 - 古谷恵[3]
- 美術監督 - 河野次郎[3]
- 撮影監督 - 伊藤佳恵[3]
- 編集 - 田村ゆり[3]
- 3Dディレクター - バイブリーアニメーションCG、北京写楽美術芸術品有限公司[3]
- 音響監督 - 伊藤巧[3]
- 音響制作 - HALF H・P STUDIO[3]
- 音楽 - 佐久間奏、中村巴奈重、田渕夏海、櫻井美希[3]
- 音楽制作 - 日音[3]
- アニメーション制作 - 手塚プロダクション [2]
- 製作・著作 - 製作委員会は感情がない[2]
主題歌
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [13] | 備考 |
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2024年7月2日 - | 火曜 23:00 - 23:30 | TOKYO MX | 東京都 | |
2024年7月3日 - | 水曜 3:00 - 3:30(火曜深夜) | 毎日放送 | 近畿広域圏 | 『アニメ特区』第2部 |
水曜 23:30 - 木曜 0:00 | BS朝日 | 日本全域 | BS/BS4K放送 『アニメA』枠 |
Webラジオ
ミーナ役の稲垣好がパーソナリティを務めるWebラジオ「『僕の妻は感情がない』 NOKANJONOWIFE」が2024年6月25日から配信予定 [12]。
出典
- ^ “次にくるマンガ大賞2022、コミックス部門1位はつるまいかだ「メダリスト」”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年8月31日). 2022年9月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j “「僕の妻は感情がない」TVアニメ化!豊永利行、稲垣好が社畜リーマンと家事ロボットに”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年3月1日). 2024年3月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “アニメ「僕の妻は感情がない」ミーナをハグするタクマのKV、青山吉能&芹澤優も出演”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年5月2日). 2024年5月2日閲覧。
- ^ a b “「僕の妻は感情がない」新郎新婦姿のタクマ&ミーナのイラスト 松田利冴、若井友希出演”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年6月5日). 2024年6月5日閲覧。
- ^ “僕の妻は感情がない 01”. 月刊コミックフラッパー オフィシャルサイト. 2021年6月23日閲覧。
- ^ “僕の妻は感情がない 02”. 月刊コミックフラッパー オフィシャルサイト. 2021年6月23日閲覧。
- ^ “僕の妻は感情がない 03”. 月刊コミックフラッパー オフィシャルサイト. 2021年6月23日閲覧。
- ^ “僕の妻は感情がない 04”. 月刊コミックフラッパー オフィシャルサイト. 2021年12月23日閲覧。
- ^ “僕の妻は感情がない 05”. 月刊コミックフラッパー オフィシャルサイト. 2022年7月23日閲覧。
- ^ “僕の妻は感情がない 06”. 月刊コミックフラッパー オフィシャルサイト. 2023年3月23日閲覧。
- ^ “僕の妻は感情がない 07”. 月刊コミックフラッパー オフィシャルサイト. 2023年10月24日閲覧。
- ^ a b c “アニメ「僕の妻は感情がない」キャラボイス解禁のPV、ときのそらがOP曲を担当”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年6月10日). 2024年6月10日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)” (PDF). 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2022年5月11日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2022年8月5日閲覧。
外部リンク
- 僕の妻は感情がない - 月刊コミックフラッパー オフィシャルサイト
- 僕の妻は感情がない - ニコニコ静画
- TVアニメ『僕の妻は感情がない』公式サイト
- TVアニメ『僕の妻は感情がない』公式 (@bokutsuma_anime) - X(旧Twitter)
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