中島藩

中島藩(なかじまはん)は、摂津国西成郡中島周辺(現在の大阪府大阪市東淀川区内)に存在した。ただし、この場所は確定的ではない。

藩史

元和2年とも同3年とも言われているが、伊勢田丸藩4万5700石より移封された稲葉紀通が中島に入ることで、中島藩が立藩した。しかし史料が乏しく、藩政などは明らかではない。寛永元年(1624年)9月に紀通は丹波福知山藩に移封され、中島藩は廃藩となった。

歴代藩主

稲葉家

4万5700石。外様。

  1. 稲葉紀通(のりみち)<従五位下。淡路守>

関連項目

大政奉還から廃藩置県までの間に存在した
慶応3年(1867年)旧暦10月 - 明治4年(1871年)旧暦7月
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関連項目
藩庁の置かれた地域を基準に分類しているが、他の地方に移転している藩もある。順番は『三百藩戊辰戦争事典』による。
明治期の変更: ★=新設、●=廃止、○=移転・改称、▲=任知藩事前に本藩に併合。()内は移転・改称・併合後の藩名。()のないものは県に編入。