ラブ・アンド・ウォー

ラブ・アンド・ウォー
In Love and War
監督 リチャード・アッテンボロー
脚本 アラン・スコット(英語版)
クランシー・シーガル(英語版)
アンナ・ハミルトン・フェラン
原案 アラン・スコット
ディミトリ・ヴィラード
原作 ヘンリー・S・ヴィラード(英語版)
ジェイムズ・ネイグル
『ラブ・アンド・ウォー 第一次大戦のヘミングウェイ』
製作 ディミトリ・ヴィラード
リチャード・アッテンボロー
製作総指揮 サラ・ライシャー
出演者 サンドラ・ブロック
クリス・オドネル
マッケンジー・アスティン
マーゴット・スタインバーグ
音楽 ジョージ・フェントン
撮影 ロジャー・プラット
編集 レスリー・ウォーカー(英語版)
製作会社 ディミトリ・ヴィラード・プロダクションズ
ニュー・ライン・シネマ
配給 アメリカ合衆国の旗 ニュー・ライン・シネマ
日本の旗 ギャガ
公開 アメリカ合衆国の旗 1996年12月18日
日本の旗 1997年10月10日
上映時間 113分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
イタリア語
興行収入 $25,372,294[1]
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ラブ・アンド・ウォー』(In Love and War)は、1996年アメリカ合衆国恋愛映画アーネスト・ヘミングウェイの友人だったヘンリー・S・ヴィラード(英語版)がジェイムズ・ネイグルとともに執筆した書籍『ラブ・アンド・ウォー 第一次大戦のヘミングウェイ』を原作とし、第一次世界大戦に従軍して大怪我を負ったヘミングウェイと、ヘミングウェイの代表作の1つ『武器よさらば』のヒロイン「キャサリン・バークレイ」のモデルとされる7歳年上の従軍看護師アグネス・フォン・クロウスキー(英語版)との結ばれなかった恋を描いている。第47回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門で上映された[2]

ストーリー

キャスト

  • アグネス(アギー)・フォン・クロウスキー(英語版) - サンドラ・ブロック: アメリカから派遣された従軍看護師。
  • アーネスト(アーニー)・ヘミングウェイ - クリス・オドネル: アメリカ人記者。イタリア戦線に従軍して大怪我を負う。
  • ヘンリー(ハリー)・ヴィラード(英語版) - マッケンジー・アスティン: 救護車の運転手。黄疸で入院[3]
  • ドメニコ・カラッチオ少佐 - エミリオ・ボヌッチ(イタリア語版): イタリア人軍医。アグネスに求愛する。
  • エルシー・マクドナルド(マック) - イングリッド・レイシー(英語版): アグネスの同僚看護師。
  • メイベル・ローズ(ロージー) - マーゴット・スタインバーグ: アグネスの同僚看護師。

訳書

  • 『ラブ・アンド・ウォー 第一次大戦のヘミングウェイ』高見浩 訳、新潮文庫、1997年
     ヘンリー・S・ヴィラード、ジェイムズ・ネイグル 編著

脚注

  1. ^ “In Love and War”. Box Office Mojo. 2012年10月31日閲覧。
  2. ^ “Berlinale: 1997 Programme”. berlinale.de. 2012年1月8日閲覧。
  3. ^ 外出許可を取って3人で湖に行き、ヘミングウェイが詩を朗読すると、ヴィラードが後半を続ける詩はアラン・シーガーの「死との密会」I Have a Rendezvous with Deathで、ヴィラードは「ハーバードの学生なら誰でも暗唱できる」という。ジョン・F・ケネディが大好きだった詩でもある(ケネディ博物館)。

外部リンク

小説
短編
  • 二つの心臓の大きな川 (英語版) (1925)
  • インディアンの村(英語版) (1925)
  • 医師とその妻(英語版) (1925)
  • ファイター(英語版) (1925)
  • ごく短い物語(英語版) (1925)
  • 兵士の故郷(英語版) (1925)
  • 雨のなかの猫(英語版) (1925)
  • ある訣別(英語版) (1925)
  • 清潔で、とても明るいところ(英語版) (1926)
  • 贈り物のカナリア (1926)
  • 五万ドル(英語版) (1927)
  • 白い象のような山並み(英語版) (1927)
  • 殺し屋 (1927)
  • 敗れざる者(英語版) (1927)
  • ケ・ティ・ディーチェ・ラ・パートリア? (1927)
  • 父と子(英語版) (1932)
  • 死ぬかと思って(英語版) (1933)
  • ギャンブラーと尼僧とラジオ(英語版) (1933)
  • 最前線(英語版) (1933)
  • キリマンジャロの雪 (1936)
  • 世の光 (1936)
  • フランシス・マカンバーの短い幸福な生涯 (1936)
短編集
  • 三つの短編と十の詩(英語版) (1923)
  • われらの時代 (短編集) (1925)
  • 男だけの世界 (1927)
  • 勝者に報酬はない (1933)
  • 第五列と最初の四九の短編(英語版) (1938)
  • The Essential Hemingway (1947)
  • The Hemingway Reader (1953)
  • The Snows of Kilimanjaro (1961)
  • 第五列とスペイン内戦に関する四つの短編(英語版) (1969)
  • ニック・アダムズ物語(英語版) (1972)
  • The Complete Short Stories of Ernest Hemingway (1987)
  • Ernest Hemingway: The Collected Stories (1995)
舞台
  • The Fifth Column (1938)
  • 88 Poems (1979)
ノンフィクション
  • 午後の死 (1932)
  • アフリカの緑の丘(英語版) (1935)
  • Hemingway, The Wild Years (1962) - 移動祝祭日(英語版) (1964)
映画化
関連項目
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