マルジョレーヌ

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マルジョレーヌフランス語: marjolaine)、ガトー・マルジョレーヌフランス語: gâteau marjolaine)はフランスで考案されたレイヤーケーキ(英語版)[1]。「世界最高のデザート」とも称される[2]

1950年代にフェルナン・ポワンが考案した[1]

ダックワーズ生地に泡立てた生クリームプラリネクリームガナッシュの3種の生クリームを挟む[1]。当時はバタークリームが主流だった時代であり、生クリームを用いたのは軽やかさを目指していたものと推測される[1]。デザートにあっさりしたものを食べたければ、果物アイスクリームしかなかった時代であり、どっしりした料理に負けないマルジョレーヌはポワンがオーナーシェフを務めていたレストラン「ラ・ピラミッド(フランス語版)」の客から絶賛を浴びた[2]

また、ゼラチンペクチンといった凝固させる材料は用いられておらず、「料理人の発想でできたケーキ」と推測されることもある[3]

「ラ・ピラミッド」で提供されていたものは店名の由来でもあるピラミッドのフォルムが粉砂糖でデコレーションされていた[1]

出典

  1. ^ a b c d e 山本ゆりこ「マルジョレーヌ」『フランス伝統菓子図鑑お菓子の由来と作り方: 定番菓子から地方菓子まで132種を網羅した決定版』誠文堂新光社、2019年、203頁。ISBN 978-4416519646。 
  2. ^ a b “世界最高のデザート”. 辻調理師専門学校. 2023年5月5日閲覧。
  3. ^ “Marjolaine マルジョレーヌ”. 全日本洋菓子工業会. 製菓ゼミナールの Recipe. 2023年5月5日閲覧。
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