ホワイトアウト
この項目では、気象現象について説明しています。その他の用法については「ホワイトアウト (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
ホワイトアウト(英語: whiteout)は、気象学分野においては雪や雲などによって視界が白一色となり、方向・高度・地形の起伏が識別不能となる現象のことであり、「白い闇」と呼ぶこともある[1]。医学分野においては、内視鏡視野が体組織と密着し視野が失われた状態を指す[2]。
概要
- 気象学分野
物体を周囲と区別して認識するためには、濃淡がある必要があるが、ホワイトアウトではその認識が困難になる[3]。
ホワイトアウトには、
がある[4]。
出典
- ^ 竹内政夫「吹雪とその対策(2) : -吹雪と視程-」『雪氷』第61巻第4号、日本雪氷学会、1999年7月、303-310頁、doi:10.5331/seppyo.61.303、ISSN 03731006、NAID 10004648194。
- ^ 武原格「嚥下障害リハビリテーション入門II 嚥下障害の検査:―VFとVEによる病態の理解―」『リハビリテーション医学』第50巻第5号、日本リハビリテーション医学会、2013年、345-351頁、doi:10.2490/jjrmc.50.345、ISSN 1881-3526、NAID 130003368056。
- ^ a b “吹雪ドライブのコツ 寒地土木研究所”. 北海道渡島総合振興局. 2021年1月19日閲覧。
- ^ a b c d e 竹内政夫「ホワイトアウトにおける光の散乱効果」『雪氷研究大会講演要旨集』雪氷研究大会(2016・名古屋)、日本雪氷学会/日本雪工学会、2016年、152頁、doi:10.14851/jcsir.2016.0_152、ISSN 1883-0870、NAID 130005243901、2021年8月20日閲覧。
関連項目
- 視程
- 地吹雪
- 空間識失調
- ブラウンアウト
- リングワンダリング
- ニュージーランド航空901便エレバス山墜落事故:1979年、南極・ロス島のエレバス山に、南極観光飛行便として運航されていたニュージーランド航空のマクドネル・ダグラス DC-10が墜落した事故。ホワイトアウト状態で低空飛行を行っていた結果、エレバス山に気づかないまま衝突(CFIT)した。
外部リンク
- ホワイトアウト - 雪氷ネットワーク
- 竹内政夫「ホワイトアウトと視程」『雪氷研究大会講演要旨集』雪氷研究大会(2015・松本)、日本雪氷学会/日本雪工学会、2015年、16頁、doi:10.14851/jcsir.2015.0_16、ISSN 1883-0870、NAID 130005482523。
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