ブルー・オン・ブルー

曖昧さ回避 この項目では、ポップミュージックについて説明しています。NATOの軍事用語については「同士討ち」をご覧ください。
ブルー・オン・ブルー
ボビー・ヴィントンシングル
初出アルバム『ブルー・オン・ブルー』
A面 ブルー・オン・ブルー
B面 Those little things
リリース
規格 7 inch single
録音 1963年(アルバム『Blue on blue』収録)
ジャンル ポップス
時間
レーベル エピック・レコード
作詞・作曲 バート・バカラックハル・デヴィッド
プロデュース  ボブ・モーガン
チャート最高順位
ビルボード3位
ボビー・ヴィントン シングル 年表
”Over the mountain"
(1963年)
ブルー・オン・ブルー
(1963年)
ブルー・ヴェルヴェット
(1963年)
テンプレートを表示

ブルー・オン・ブルー」 (Blue on blue) は、バート・バカラックハル・デヴィッドボビー・ヴィントンに書いた作品で、1963年に全米3位を記録した楽曲。編曲・指揮もバート・バカラック自身が担当している。

解説

バート・バカラックとハル・デヴィッドのコンビは「涙の紅バラ」(1962)以降大ヒットのなかったボビー・ヴィントンのために「ブルー・オン・ブルー」を書き、1963年春、バカラック自身がニューヨークのボビーのオフィスに尋ね、録音を依頼した。ヴィントンは著作権の譲渡を主張したがバカラックがすでに登録済みを伝え、帰りかけるとボビーが追いかけ、その後の会談で話はまとまり,全米3位を記録する大ヒットとなった。それまでボブ・ヒラードなどとも組んでいたバカラックはこの作品以降、ハル・ディヴィドをパートナーとして固定した。[1]この曲をタイトルとしたアルバムはナッシュヴィルで録音され、フロイド・クレイマー、ブーツ・ランドルフといったカントリーの名手たちの伴奏でタイトルに「ブルー」のついた作品ばかり録音した。「ブルー・ムーン」「私の青空」「ブルー・ハワイ」などの他に「ブルー・ヴェルヴェット」も録音され、のちにシングル・カットされ、タイトル曲を上回るヒットとなったためアルバムは「ブルー・ヴェルヴエット」と改題された。アルバムには全曲バート・バカラックが編曲・指揮をとったかのようなクレジットがされているが後にバカラックが関係したのは「ブルー・オン・ブルー」のみとされている。イージー・リスニング・チャートでは第2位まで上昇した。[2]

主要なカヴァー

[3]

出典

  1. ^ バート・バカラック自伝,バート・バカラック著,奥田祐士訳, シンコー・ミュージック,2014,p.193,ISBN 978-4-401-63858-1
  2. ^ Billboard top adult songs; 1961-2006, by Jeol Whitburn, Record Research, c2007,p.287,ISBN 0-89820-169-1
  3. ^ Top pop album tracks, 1955-1992, by Joel Whitburn, Record Research, c1993, p.39, ISBN 0-89820-094-6

外部リンク

  • Bobby Vinton – Blue On Blue (1963, Vinyl) - DiscogsBobby Vinton – Blue On Blue (1963, Vinyl) - Discogs
アルバム
カテゴリ(英語版)
映画音楽
カテゴリ(英語版)
作曲(カテゴリ)
トリビュート・アルバム
カテゴリ(英語版)
  • en:Connie Francis Sings Bacharach & David
  • en:Johnny Mathis Sings the Music of Bacharach & Kaempfert
  • en:Four Bacharach & David Songs
  • en:One Amazing Night
  • en:To Hal and Bacharach
  • en:Back to Bacharach
  • en:When Ronan Met Burt (also produced by Bacharach)
関連項目
典拠管理データベース ウィキデータを編集
  • MusicBrainz作品
  • 表示
  • 編集