ジョヴァンニ・トッツェッティ

ジョヴァンニ・トッツェッティ

ジョヴァンニ・トッツェッティ(Giovanni Targioni Tozzetti、1712年9月11日 - 1783年1月7日は、イタリア博物学者である。

フィレンツェに生まれた。ピサ大学医学を学び、1734年に卒業した。有名な植物学者、ピエール・アントニオ・ミケーリの元で植物学を学び、後にミケリの後を継いで、フレンツェ植物園の園長となり、植物学の教授となった。

植物病理学の分野で業績をあげ、1739年にフレンツェの中央国立図書館(Biblioteca Nazionale Centrale di Firenze)の館長になり長くその職にあった。その間に植物学以外の歴史学にも興味を持った。トスカーナ地方の歴史や遺跡に関する著書、"Viaggi fatti in diverse parti della Toscana per osservare le produzioni naturali e gli antichi monumenti" を著した。

1763年に『王立ギャラリーの自然物目録』("Catalogo delle Produzioni Naturali presenti nella Real Galleria")を出版し、博物館の創設を提言し、R. Museo di Fisica e Storia Naturaleは1775年に設立された。 鉱物学のコレクションを作り上げたことでも知られる。

息子の Ottaviano Targioni Tozzetti (1755-1829)と Antonio Targioni Tozzetti (1785-1856)は植物学者になり、アドルフォ・タルギオーニ・トッツェッティ(Adolfo Targioni Tozzetti,1823-1902)は昆虫学者となった。

Targ.Tozz.は、植物の学名命名者を示す場合にジョヴァンニ・トッツェッティを示すのに使われる。命名者略記を閲覧する/IPNIでAuthor Detailsを検索する。)

参考文献

  • Antonio Saltini, Storia delle Scienze Agrarie, vol II, Edizioni Edagricole.
  • Curzio Cipriani, Alba Scarpellini, Un contributo alla mineralogia settecentesca. La collezione di Giovanni Targioni Tozzetti, Firenze Leo S.Olschki Ed, 2007
典拠管理データベース ウィキデータを編集
全般
  • FAST
  • ISNI
  • VIAF
    • 2
  • WorldCat
国立図書館
  • ノルウェー
  • スペイン
  • フランス
  • BnF data
  • カタルーニャ
  • ドイツ
  • イタリア
  • イスラエル
  • フィンランド
  • ベルギー
  • アメリカ
  • スウェーデン
  • ラトビア
  • チェコ
  • ギリシャ
    • 2
  • オランダ
  • バチカン
    • 2
学術データベース
  • International Plant Names Index
  • レオポルディーナ
人物
  • トレッカーニ百科事典
  • ドイッチェ・ビオグラフィー
その他
  • SNAC
  • IdRef