ジェイアール西日本デイリーサービスネット

株式会社ジェイアール西日本デイリーサービスネット
WEST JAPAN RAILWAY SERVICE NET COMPANY
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 JRDSN
本店所在地 日本の旗 日本
661-0976
兵庫県尼崎市潮江1丁目2番12号
設立 1987年(昭和62年)6月5日
業種 小売業
法人番号 6140001055008 ウィキデータを編集
事業内容 コンビニエンスストアの運営
JR西日本駅構内等の店舗の運営
ビジネスホテルの企画、開発、営業 ほか
代表者 代表取締役社長 二階堂 暢俊
資本金 23億円
売上高 884億0100万円
(2023年3月期)[1]
営業利益 20億6700万円
(2023年3月期)[1]
経常利益 14億7000万円
(2023年3月期)[1]
純利益 8億3300万円
(2023年3月期)[1]
純資産 10億8300万円
(2023年3月期)[1]
総資産 621億5500万円
(2023年3月期)[1]
従業員数 約5000名(2021年6月現在)
支店舗数 約350店舗(2021年6月現在)
主要株主 西日本旅客鉄道 100%
関係する人物 佐々木隆之(元社長、元JR西日本社長)
外部リンク https://www.dailyservice.co.jp/
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株式会社ジェイアール西日本デイリーサービスネット(ジェイアールにしにほんデイリーサービスネット)は、コンビニエンスストアおよび駅売店(キヨスク)の経営とそれに伴う流通管理等事業を主業務とする日本小売業者であり、JR西日本グループの物販飲食カンパニー統括組織でもある。他にもJR西日本グループのビジネスホテルチェーンである「ヴィアイン」の一部店舗の運営を行なっている。

JR西日本系列会社にあたり、主に同社が経営する鉄道のうち自社管理の鉄道駅および鉄道路線内におけるそれらの設備を利用する旅客に対してサービスの提供を行っている。

後述の通り、2014年セブン-イレブン・ジャパンとの包括的業務提携による、セブン-イレブンのエリアフランチャイズを締結するようになったことを受け、いわゆる「駅ナカ」の店舗にあるキヨスク・ハートインデイリーインを順次セブン-イレブンに転換した。近年では、JR西日本の関連施設に隣接しないセブン-イレブンの市中店舗の運営も行っている。

事業所・支社

JR西日本の営業エリアが広範囲に及ぶため、地域ごとに子会社に運営を委託している。

主な事業

  • 駅売店運営事業
    • セブン-イレブン キヨスク
      • 2023年5月時点で全体でセブン-イレブンキヨスクに転換、それ以外は閉店した。
  • コンビニエンスストア運営事業
    • セブン-イレブン ハートイン(旧デイリーイン含む)
    • セブンイレブン市中店舗(JR西日本の関連施設に隣接しない店舗の場合、店名に「ハートイン」が付かない通常のセブンイレブンとして運営している)
  • デベロッパー事業
  • 専門店運営事業
    • ブックスキヨスク運営(書店)
    • デイリーステーション薬局運営(処方薬局)
    • ヘルシーステーション運営(一般薬局)
  • ビジネスホテル運営事業(ヴィアイン系列ホテル[注 3]
ヴィアイン」を参照

など

沿革

  • 1932年昭和7年)4月 - 鉄道弘済会が売店事業をスタート。
  • 1987年(昭和62年)6月 - 同年4月の国鉄民営化を受け、西日本キヨスクハートアンドアクションリーテイル(後に整理統合を経てジェイアール西日本リーテックスに社名変更)を創立。
  • 2000年平成12年)2月1日 - JR西日本の物販・飲食事業を行っている子会社を再編成[2]。上記2社が合併し、現在の社名になる[2]
    • 同時にJR西日本の支社エリアに合わせる形で子会社5社(社名は「ジェイアールサービスネット○○(○○の場所には地域名が入る・事業所・支社の項目も参照)」)を設立し近畿圏以外の店舗運営を委託(ジェイアール西日本フードサービスネットも同様の施策を実施)。
  • 2005年(平成17年)11月 - 構造計算書偽造問題が発覚。運営ホテル「ヴィアイン新大阪ウエスト」および「ヴィアイン姫路」が当該建築設計事務所の設計物件と判明。後の調査により耐震不足と判断され、営業停止に追い込まれる。
  • 2009年(平成21年)9月7日 - 本社を現在地に移転する。 
  • 2012年(平成24年)11月1日 - 近畿圏で運営するコンビニの名称を「ハート・イン」に統合するとともに、ロゴデザインを変更。
  • 2014年(平成26年)3月27日 - 当社およびJR西日本がセブン-イレブン・ジャパンと業務提携(事実上エリアフランチャイジー化)[3]。既存売店のうち500店舗を5年間で「セブン-イレブン KIOSK(キヨスク)」及び「セブン-イレブン Heart・in(ハート・イン)」に転換予定[4]
  • 2019年令和元年)6月 - JR西日本グループの物販飲食カンパニー統括組織となる[5]

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 米子支社管内の「ジェイアールサービスネット米子」と駅ビル運営の「山陰ステーション開発」が2013年(平成23年)7月1日付で合併し発足した。子会社ではなく関連会社である。
  2. ^ ビジネスホテル運営子会社。2017年以降に新規開業したヴィアインの運営を担当。
  3. ^ JR西日本グループのホテル事業のうち、シティホテルブランドの「グランヴィア」はジェイアール西日本ホテル開発(JR西日本ホテルズ)が運営を行っている。

出典

  1. ^ a b c d e f 株式会社ジェイアール西日本デイリーサービスネット 第36期決算公告
  2. ^ a b 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '00年版』ジェー・アール・アール、2000年7月1日、188頁。ISBN 4-88283-121-X。 
  3. ^ ニュースを斬る JR西が下ったセブンイレブンの軍門 “改札の壁”打ち破るメーカー支配力(日経ビジネスオンライン2014年3月28日 2017年1月17日閲覧)
  4. ^ JR西日本グループとセブン-イレブン・ジャパンの駅店舗事業における業務提携について - セブン-イレブン・ジャパン、西日本旅客鉄道、ジェイアール西日本デイリーサービスネット共同発表。 2014年3月27日閲覧。
  5. ^ JR西は「物販飲食」「不動産」で稼ぐ、社内カンパニー制に非鉄道事業で成長へ日刊工業新聞2019年05月23日(2021年2月11日閲覧)。

関連項目

外部リンク

  • ジェイアール西日本デイリーサービスネット
  • ビジネスホテル・ヴィアイン
  • ジェイアールサービスネット金沢
  • ジェイアールサービスネット岡山
  • ジェイアールサービスネット広島
  • ジェイアールサービスネット福岡
Kiosk
運営会社 JR北海道 JR東日本 JR東海 JR西日本 JR四国 JR九州
JR北海道フレッシュキヨスク JR東日本クロスステーション JR東海リテイリング・プラス JR西日本デイリーサービスネット 四国キヨスク JR九州リテール
展開ブランド セブン-イレブン、Kiosk NewDays、NewDays KIOSK Bellmart、Kiosk セブンイレブン・ハートイン、セブンイレブン・キヨスク セブン-イレブン、セブンイレブン・キヨスク ファミリーマート、Kiosk
提携コンビニ セブン-イレブン・ジャパン 提携なし 提携なし セブン-イレブン・ジャパン セブン-イレブン・ジャパン ファミリーマート
関連項目
JR西日本グループ
親会社
  • 西日本旅客鉄道JR西日本
本社の支社・支店等
運輸
商事・物流
物販・飲食
ホテル
旅行・広告
ショッピングセンター
不動産
百貨店
土木・建設・システム
清掃
その他
労働組合
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