ガイヤルド

曖昧さ回避 この項目では、舞曲について説明しています。ランボルギーニ社の車については「ランボルギーニ・ガヤルド」をご覧ください。
ガイヤルド(15世紀、イタリア・シエーナ)
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ガイヤルド、またはガリアルダガリアード(仏語:gaillarde、伊語:gagliarda、英語:galliard)は、ルネサンス時代にヨーロッパで普及した舞曲。急速な3拍子の跳ね踊りで、緩やかな踏み踊りであるパヴァーヌとしばしば組み合わされる。

元来は大衆舞曲であったが、15世紀末までにヨーロッパの数多くの宮廷に採用された。16世紀の舞踏指南書には、この舞曲のたくさんのバリエーションが記されている。

ガイヤルドは、ひとりで踊ることも、またパートナーと一緒に踊ることもできるが、宮廷社会においては常にパートナーと踊るものとされた。イングランドエリザベス1世は熱狂的なガイヤルドの踊り手として有名で、同女王の寵臣エセックス伯爵のテクストによるダウランドリュート歌曲《彼女は許してくれようか Can shee excuse》は、ガイヤルドのリズムが使われている。

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